リモートワークでは上司と部下のコミュニケーションの頻度と質が重要

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リモートワークでは上司と部下のコミュニケーションの頻度と質が重要

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私は、大手チェーンストアの本社で勤務している30代男性です。
入社して約9年になります。現在はIT部門で課長職をしています。

業務内容は、WEBサイトの制作・アプリの開発、企画、システム設計・会員システムの運営、WEB領域全般のマーケティングなどが主たるものです。

他には、IT系では、店舗のシステムデバイスの機能要件定義、インターフェース設計など、多岐に亘ります。

1. リモートワークを開始した経緯

IT部門の所属メンバーは約10名ほどです。年齢層は比較的若く、平均年齢は30代前半です。

会社自体の雰囲気は、部署ごとのセクショナリズムが強いことから、部署同士の好意的なコミュニケーションは少ない状態です。

ただし、人間関係は必ずしも悪くありません。各部署に元営業部の人間がいることで、一定のコミュニケーションは保たれています。

新型コロナウイルス第一波の時、つまり2020年4月頃から本格的にリモートワークが開始しました。

チェーンストアの全店舗が2か月間休業となることと同時に、本社の出社従業員数を大幅に減少させ、リモートワーク推奨へと大きく動き出しています。

2. リモートワーク下でのコミュニケーションの工夫

(1) 朝会

リモートワーク開始当初、コミュニケーションが激減することを懸念しました。まず、実施することにしたのは朝会です。

毎日、出社時間になるとすぐ、30分程度の時間をかけて、オンラインミーティングを顔出しで実施しています。

(2) 個別面談

今後、長期にわたり、リモート環境下での業務を行っていくことを想定し、さまざまな変化を加えています。たとえば、個別面談です。

メンバー個々の表情を見る時間も減り、状況把握ができなくなってきましたので、四半期に1回、1時間程度の面談を実施しています。

リモートでの面談ですので、やはり、膝を突き合わせて行う面談とは違います。コミュニケーションのとりにくさは多少なりとも実感しています。

(3) 日々の業務指示

日々の業務指示も工夫しています。

リモートワーク環境下でのコミュニケーションは文字ベースであることから、無機質になりがちです。

ですので、指示・リアクション・レスポンススピードなど、注意して行っています。

具体的には、指示内容、リアクションの末尾には、顔文字や絵文字を意識的に多用するなど、無感情と捉えられないように気をつけています。

他には、メンバー同士での情報共有も重要です。

上司と部下については、業務指示や成果物の報告を介して、情報共有はなされています。一方で、メンバー同士は業務の関連性が低いと、関わりが希薄になりがちです。

これについては、毎朝の朝会にて、情報共有・意見交換を多く行うことで、解消するように努めています。

3. リモートワークにおける課題

現在、課題と感じている点については、部下評価と、遂行したい業務の推進力の低下です。

(1) 部下評価

部下評価については、見ようとしないと見えないことが多く、無意識にインプットできる情報が大幅に減少したイメージです。

(2) 遂行したい業務の推進力の低下

また、業務の推進については、細々とした業務の説明や、上司への説得などなど、オンラインあるいは電話、メールやチャットでは伝えにくいことを実感しています。

対面で直接説明・説得すると理解してもらえることであっても、オンライン環境では伝わらないことが多く、今後どうするべきか、頭を悩ませています。

4. リモートワークを円滑に進めるコツは

結論として、リモート環境下における業務推進や人材育成を円滑に進める重要なポイントは、上司と部下のコミュニケーションの頻度と質にあると考えます。

コミュニケーションなしに、成長もなく、評価もできないと思います。

現在、リモートワーク環境が続く、会社員の方々へ私からメッセージを送るとするならば「自分から上司と積極的なコミュニケーションをとるように動いてほしい」ということです。

相手の状況が見えないために、難しいと感じるかもしれませんが、上司はおそらく部下が思っている以上に部下からの積極的なコミュニケーションを求めています。

具体的には
・わからないことがあれば、チャットで頻繁に筆問する。
・文章では伝えきれないもの、理解しづらいものについては、上司のスケジュールは気にせずに、一度電話をしてみる
等です。

上司は部下からの積極的なコミュニケーションを待っています。ぜひ積極的な姿勢で業務に励んでほしいです。