会議には「個人を責めない」というグランドルールが必要

仕事に役立つヒントが見つかる!会社員の体験談

会議には「個人を責めない」というグランドルールが必要

ビジネスマン

不動産管理会社に勤務

私は、不動産管理会社に務める33歳男性です。今の会社には4年間勤務しており、5人のメンバーを束ねるグループ長として業務にあたっております。

業務は多岐にわたりますが、主なものとしては、担当エリアの共同住宅の入居者の御用聞きやクレーム対応です。

業務が円滑に行われるように、グループのメンバーに指示して対応させることが多いですが、時には自分がメインで対応することもあります。

会社では、経営方針や部署全体の出来事を共有する場として、週に一度会議が開催されています。出席者は、各エリアのグループ長とその上司の計15名です。

週に一度のその会議で、私の「嫌だった体験」が起こりました。

会議の場で仕事上の失敗を執拗に責められた

ある日、私は仕事で失敗し、お客様から指摘を受けました。その失敗は、実際のところは今後の業務に影響するような致命的な失敗ではありませんでした。

しかし、会議の場でその失敗が話題に上がりました。

そのお客様は、会議出席者の複数の人と懇意にしている人でしたので、失敗の状況がその人たちに伝わっていたようです。そのお客様から話を聞いた会議メンバーの一人が、私の失敗に対して執拗に責め立ててきました。

そのメンバーは上位の役職者というわけではなく、私と同列のグループ長であったのですが、業務マニュアル等の知識が豊富な人物であり、またはっきりと物を言うタイプの人間でした。

その仕事上での失敗については、私はマニュアルを確認した上で事実を認め、上司にも報告して十分に反省していました。ところがその人物は、他の会議メンバーが全員見ている目の前で、私に対して声を荒げて指摘をしてきたのです。

私はその場でマニュアルの理解不足を認め、反省の意を伝えましたが、この「公開処刑」とも言うべき会議に、私の心は傷つきました。

失敗発生時の適切な対応は

幸い、会議の他の参加メンバーは私をフォローしてくださいました。指摘をしたグループ長の上司も後でフォローのメールをくださいました。

会議は本来、それぞれが意見を出し、物事を良い方向に向かわせためのものであり、失敗を執拗に責め立てる場ではないと私は考えます。

失敗に対して執拗に責め立てるのは、その業務自体のモチベーションを下げることにもつながりますし、その人自身が沈んでいってしまいます。会議の場の空気も悪くなり、ほかの議題にも影響が出てきます。

失敗発生時の適切な対応としては、発生した事実を共有した上で、再発防止策を全員で考えることです。本人に指摘したいのであれば、会議以外の場でするべきと私は考えます。

会議が公開処刑の場とならないように、また会議の出席メンバー全員が幸せになるためにも、会議のグランドルールとして「個人を責めない」という方針を掲げることや、司会進行役が指摘者を制して、会議自体が丸く収まるようにすることが望まれます。

失敗しても気を落とさずに次の業務に目を向ける

今回、会議の体験について書くことは、会議だけでなく部署全体の風通しを良くする方法について改めて考える機会となりました。

同じ体験をされた場合は、是非、気を落とさず、次の業務に目を向けていただきたいと思います。

また、指摘側によく立たれる方は、今一度、自分の発言や態度が他人を傷つけていないか、会議の流れを中断したりしていないかを考えていただきたいと思います。

業界歴も浅い若造が偉そうなことを言うようで大変申し訳ございませんが、少しでも読まれた方の助けになれば幸いです。

貴重なお時間をいただきありがとうございました。