効率的に仕事をするには、とにかく周りをよく見ること

仕事に役立つヒントが見つかる!会社員の体験談

効率的に仕事をするには、とにかく周りをよく見ること

カトラリー

私は、飲食店で、ホール兼厨房業務を担当している22歳の女性です。業務内容は、お客様を席にご案内すること、料理の提供、後片づけ、そして料理の盛りつけや盆やご飯盛りなどのセッティングまで全般をこなしています。

私がなるべく早く仕事を覚え、なお効率的に動けるよう日々心がけていることは、「今、相手が求めていることは何か」を常に考えることです。

というのも、勤務している飲食店は、お昼時間になると毎日ほぼ満員になるくらい忙しいので、少しでもボケっとしていると邪魔になってしまうほど、お昼時間の職場の雰囲気は荒れるのです。

人間関係は決して悪い方ではないのですが、忙しい時間帯になると、つい厳しい言葉使いになるのは当たり前ですし、指示を飛ばすのも少し強めになります。

そんなこともあり、勤めはじめた最初の頃は全然ついていけず、むしろ怒られてばかりで、へこみまくりながら仕事をしていました。当時はこの仕事が自分に向かないのではと考えるぐらい辛かったのです。

忙しい職場だからこそ、足手まといにならないように効率よく無駄のない働き方をする必要性があったのです。なので、少しでも仕事を早く覚えて、なお、その人が求めていることを誰よりもいち早く感じ取り、行動できるようになろうと決意しました。

私が工夫した仕事の方法は、とにかく相手の行動を見ることです。忙しい時間帯に見られるわけないと思うかもしれませんが、忙しい間を縫ってでも相手の仕事している内容を見続けるのです。

すると、洗った食器を戻す位置や、お客さんへの対応の仕方などで、こうした方がこの人は楽に仕事ができるのではないだろうかなど、自分が仕事で役立てることも見えてきます。他の従業員の方のアシストの仕方も見えてきたりします。

忙しい環境下では、聞いて覚えることよりも見て覚えるほうが多いように感じます。聞くのも悪いことではないですが、皆さん自分の持ち場にかかりきりになるので、聞くのであれば、確実にメモをして、二度同じことを質問しないように心がけることが大事だと考えています。

私は、仕事を見て覚えたので、一通り覚えるまでに時間は少しかかったように思いましたが、普通の方以上に細かいことを覚えたという点では自信があります。

困っているお客さんへの対応の仕方も自分が実践することプラス、マニュアルにない対応も見て覚えましたし、厨房の方が次の工程に移るために必要な料理器具を率先して取ってあげるなど、相手の求めている行動を先読みすることができるようになりました。

これらの行動がとれるようになってからは、「気が利く」とか「お客さんにも従業員にも優しい働き方だ」と言われるようになりました。

もちろん最初からこういった働きができたわけではありません。最初の頃は、皆さんの役に立とうと、マニュアルを覚えて、いかにマニュアル通りに動けるかを重視していた時期もありました。

ですが、その方法では逆に融通が利かない人と見られましたし、実際上手く動くこともできず、このやり方は失敗と思いました。

その理由としては、マニュアル通りでは、相手が今、求めている動きとは異なることがあるからです。時と場合によって、マニュアル通りでは、悪い方に傾く場合もあるのです。マニュアル通り動くのは、私はあまりよくない働き方だと思っています。

マニュアルはあくまでそのお店の理想形であり、モデル像なのです。現場で求められる働き方はいかにその状況に合った行動がとれるかどうかということなんです。

私の経験談なので、飲食店の話として書いていますが、これは事務業でも営業でも全般的に共通するテーマであると思います。空気を読み、現場でしっかり連携して動けるようになるためには、まず見ることです。

見て、見て、とにかく周りを見ながら仕事をすること。自分がしていることに気を取られすぎてしまうといけません。それを意識して仕事をすると、自然と周りが見えてきて、広い視界で余裕を持った仕事をすることができるようになります。一人でも多くの方に私の経験談が役に立つことを祈っています。