イベント制作会社での会社と家を往復する日々。「自分はどういう人生を送りたいのか」を考えて転職

仕事に役立つヒントが見つかる!会社員の体験談

イベント制作会社での会社と家を往復する日々。「自分はどういう人生を送りたいのか」を考えて転職

イベント制作の会社に新卒で入社

イベント制作の会社に新卒で入社し、1年程で転職をしました。
仕事の内容自体はそれなりに楽しく、やりがいや充実感はありました。
また職場の方も良い人が多く、雰囲気も悪くありませんでした。

しかし毎日、夜遅くまでの勤務や、土曜・日曜・祝日に出勤するなど、自分の時間がなかなかとれないような日々でした。それこそ、会社と家の往復の毎日でした。

そのようなこともあって、例えば大学の友人から旅行に誘われても、断ってしまっていました。しかも一度ではなく何回も…。今、考えると、その友人も良く何回も誘ってくれていたなと思います。

そのような状況の中、「このままでは、仕事だけの人生で終わってしまう…」と思うようになりました。それは、私が理想としていた生き方とは違うと感じ始めていました。

確かに生きる上で、仕事というのは大きいものだと思います。収入を得るだけでなく、仕事を通じて人間性が高まることもあります。また、能力が身につくなど人生を豊かにしてくれる大事な要素です。

しかし、私は仕事ばかりでは嫌でした。もっと自分の時間がほしい。そして、仲間や家族ともっと大切な時間を共有したいと思いました。そのような経緯があり、転職を決意しました。

転職活動に約1か月かかった

退職を申し出た時、副社長をはじめ、上長はものすごく反対しました。その理由は
・会社として君の未来に投資してきたのに、戦力にならないまま去るのは虫が良すぎる。
・このままだと転職癖がついてしまう。
というものでした。

しかしその反対の言葉について、自分なりの考えを本気でぶつけたところ、理解を示してくれました。退職を申し出て受理され、実際に退職するまでは、会社の雰囲気が変わった気がして少し嫌でした。

退職してから次の職に就くまで、約1か月かかりました。

転職サイトに登録し、斡旋を受け、実際に企業の方とお会いし、マッチングしたら内定がでるという流れでした。実際に面談をしたのは3社ほどでした。

1か月は働かない期間があってもいいと思っていたので、想定内でした。
しかし、まるまる1か月分の収入がなくなるのは痛手でした。
幸い経済的に余裕はありましたが、収入が途絶えることに対して不安を感じたのは確かです。

今、新しい環境で働き初めてまだ数か月ですが、今のところはあまりストレスを感じずに働くことができています。

転職して今、思うこと

転職をして、理想の人生に近づいていけているという実感があります。
自分の時間を作ることができたので、仲間や家族と過ごす時間が増えました。
また、以前から興味のあった分野の勉強もすることができ、毎日が充実しています。

転職をするのは、自分がよりよい人生を送るための一つの手段だと思います。

ですので、転職をする際には、「自分はどういう人生を送りたいのか」ということを考え、目的をしっかり持って、それをぶらさないでいくことが大事だと思います。価値観は変わっていくと思うので、目的は変わっていくと思いますが、人生の軸はきちんと考えておいた方がいいです。

そこをきちんと持っているかそうでないかで、仕事選びや転職期間中の過ごし方が変わってくると思います。そこを明確にしないと、新しい職場でもおそらく失敗するのではないかと思います。

また転職期間中は無収入になってしまうので、その期間中どうするのかということは、考えておいた方がいいと思います。金銭的に余裕がある人は良いですが、そうではない人は大変と思いますのでね。

私は、転職をしてよかったと思っています。自分の生き方や価値観を改めて考えるきっかけにもなりましたし、何より今が充実しています。

転職することにより、今よりも良い人生が送れると思えるのであれば、転職は良いものであると思います。目的意識をもって行動することにより、自分の納得する会社を選んでもらいたいと思います。