中小企業診断士の資格取得後の誤算-30代技術職男性

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中小企業診断士の資格取得後の誤算-30代技術職男性

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中小企業診断士資格の現在の活用状況

34歳の男性です。大学の理系学部卒業後、民間企業に1年間勤務しました。その後、地方公営企業に転職し、12年目になります。

職種は技術職、役職は主任で、仕事内容は、水道施設の運転管理や設備の維持保全業務です。

現在は工場勤務に近い職務ですが、全体でのワーキンググループが数年に一度結成され、一定の意見・考えを上層部に伝える機会があります。

ただし、私が中小企業診断士の資格を取得していることを知っているのは、ごく僅かな人たちです。

中小企業診断士の資格取得のきっかけ

私はもともと株式投資に興味があり、簿記などを勉強していました。その際に、中小企業診断士という資格を知りました。

そのときは投資をするのに資格を持っていなくてもできるだろうと思い、スルーしました。しかし、現在の職場へ転職したところ、理系の国家資格を求められました。

必要な資格をすべて取得し終えたときに、
「いっちょやってみるか」
と一念発起し、中小企業診断士の取得を目指すことにしました。

中小企業診断士の資格取得の勉強方法

それまでの資格取得では、参考書を買って独学で勉強し、合格していました。

そこで、同様のスタイルでやろうとしましたが、中小企業診断士の試験の出題範囲が広いことから、質問したいときにできないと困ると考えました。

初めは通信教育のユーキャンで勉強しました。その甲斐あってか、2年目で一次試験を突破できました。

しかし、二次試験は、出題事例に合わせた小論文的な試験です。通信教育では実力があるのか判断に困ると考え、資格学校のLECに二次試験対策として通学しました。

一次試験合格に2年、二次試験合格に2年、実務期間2年で、資格取得まで合計6年かかりました。また、取得費用は100万円以上かかったと記憶しています。

中小企業診断士の資格取得後の誤算

個人的に中小企業診断士を取得したため、社内評価に特に影響はありません。しかし、異動にはプラスな感じでした。

また、資格取得後に副業として、コンサル契約で一定の収入を得た時期があります。現在は中小企業診断士の収入はゼロです。

誤算だったと思うのは、中小企業診断士という資格の存在を知っている人が少ないことです。

同じサムライ業では、弁護士、税理士、弁理士、社会保険労務士しか知られていないのが現状です。したがって、副業または本業でコンサル活動するなら、営業力が相当数求められるというのが実感です。

また資格更新には、一定の座学と実務経験が求められます。この辺りに資格の維持が長続きしない原因があると感じます。

特に、コンサル先がない人は中小企業診断士協会の実務補修を受けるしかなく、かなりの費用を要します。

自分自身は、中小企業診断士協会に現在、所属していません。理由は、所属すべき絶対的理由がなかったからです。

ほかのサムライ業の場合は、協会に所属することが資格取得や資格維持の条件のようです。なお、協会所属者に聞くと、商工会議所または信用保証協会などを通じて、年1回程度一定の仕事がまわってくるようです。

なお、コンサル先がない場合は、今までは中小企業診断士協会の実務補習にお金(約5万円)を支払って参加するしかなかったのですが、大塚商会に経営診断サービスがあり、中小企業診断士を募集していることを知りました。

同社の経営診断への参加は無料であることから、個人的にも実務経験が足りない場合は活用しています。

もし、中小企業診断士を取得した場合は、登録されることをオススメします。

中小企業診断士資格の今後の活用

今後は、副業として、中小企業診断士の資格を最大限活用しようと考えています。

まず、コンサル先をいかに開拓するか勝負だと考えており、可能な限り交流会などへ参加するように心がけています。

また、中小企業診断士の資格取得の過程で学ぶ知識には、現在の職場でも活用できる、SWOT分析をはじめとするスキルや考え方が豊富にあります。

そうした知識の活用を考えて、経営的な機会がある限り、参加するようにしています。