部下のモチベーションアップには、部下の悩みを解決することが大事

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部下のモチベーションアップには、部下の悩みを解決することが大事

女性

建築関係での事務職として

現在、私は31歳です。20歳から22歳の2年間は正社員で働いていました。そのときの話を紹介します。建築関係での事務職でした。

業務内容は、上司から与えられた仕事をすること、電話を取ること、掃除をきちんとすること、上司からの指示にしたがって毎月の仕事をすることでした。いわゆる一般事務です。

仕事をする上で困っていたことが2つありました。
1つ目は仕事量が少ないことです。
2つ目は人間関係でいじめを受けていたことでした。

私はいじめにも対抗せず、ずっと我慢をしていました。今、思うと、我慢していたのはよくなかったと思います。なぜなら、いじめなどでモチベーションが下がってしまうと、来客が来られても、つい辛い表情をしてしまうなどして、会社に迷惑をかけてしまっていたからです。

普通は、おとなしい人が会社のモチベーションを下げるなどと言いますが、本当に会社のモチベーションを下げているのは、裏でいじめている人や悪口を言っている人の方だと思います。

特に、上司が部下の悪口を言うようなことはあってはならないことだと思います。

おとなしいから何を言ってもいいという考え方は困ります。どんな人でも、“人間と人間”という意識をもって話してほしいなと思っています。

イヤなことを言われると、私のような、おとなしい人は気まずい気がして、いっそうおとなしくなってしまいます。

私が言いたいことも言わずに我慢していたのは、職場の空気を読んで、反論しない方がいいと思っていたからです。当時、いじめている人がいない日があると、“今日一日は安全”と思えました。いつも緊張して過ごしていました。

そんなことも分からず、いじめてくる人こそが会社のモチベーションを下げる原因だったと思っています。会社全体のモチベーションを上げるためにも周囲の人のことをよく理解してほしいと思います。

モチベーションが高まるときもあった

そんな日々の中でも、時にはモチベーションが高まるときがありました。それは上司が親切に話をしてくれたときです。

一生懸命、仕事の話をしてくれると、自分が必要とされていると感じました。
私を頼ってくれてると思って、はりきるときもありました。

親切に何かを教えてもらっているときは安心感もありました。
モチベーションが上がると、もっと役に立つようにがんばりたい気持ちにもなりました。

でも、結局は仕事を辞めてしまいました。
人間関係に悩んで、会社にいることができなくなったからです。

部下の悩みを解決することが一番大事

今のライティングの仕事は、人にあまりあれこれ言われないですし、仕事以外の話もしないから、仕事がやりやすいです。なので、難しい仕事にも挑戦したくなります。

今は、毎月の収入の目標をもって、がんばっています。

正社員のときは定収入があり、使いたい放題だったけれど、今は定収入がないので、好きなようにお金を使うことはできません。だけど、仕事のモチベーションは今の方が高く、今の仕事に満足しています。辞めようとも思っていません。

この世にいじめがなければ、多くの問題は解決できるのではないかと思います。
私が上司だったら、人の気持ちを考えて指導したいと思います。

部下ができないことについては育成します。職場での他の人によるいじめも起きないように気をつけます。部下が悩んでいることについては相談に乗ります。

部下のモチベーションを上げるためには、部下の悩みを解決することが一番大事だと思います。

辛い思いをしたからこそ気づけることもあると思っています。