20代前半で中小企業診断士を取得した公務員の合格体験談

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20代前半で中小企業診断士を取得した公務員の合格体験談

ビジネスマン

1.中小企業診断士との出会い

私が、中小企業診断士という資格と出会ったのは、私が学生の頃でした。

たまたま、大学の資格コーナーで「中小企業診断士を目指そう」というポップを見たのが始めて資格を知った瞬間でした。

ただ、中小企業診断士の資格との関わりは、その一回きりで、その後は特に気にしてもいませんでした。

資格との再開は、大学4回生の冬、もう数か月で社会人になるといった時でした。

大学に、第一線で働きくビジネスマンと交流があるセッションがありました。そのセッションでは、社長や弁護士、有名企業の偉い方等が多数いました。

その中で名刺をいただいた人の一人に、「中小企業診断士」という記載がある名刺がありました。その時、「あの時の!」とあの、資格コーナーの記憶が蘇ってきました。

この出会いをきっかけに、中小企業診断士に興味を持ち、勉強をスタートしました。

2.資格取得までの道のり

資格合格に向けて、大切なことはまず、情報集と思い、ネットを検索してみました。検索で見つかったのは、大学試験のような、「資格偏差値ランキング」というページでした。

あまり聞いたことのない資格なので、簡単だろうとタカをくくっていた私は、そのページを見て大仰天しました。

なんと、超難関の税理士や社会保険労務士などと同等の難易度であると書いてあるではありませんか。

「これは独学では無理!」と思った私は、資格の学校に通うことにしました。

資格の学校では、お金がかかる分、ポイントを押さえた授業を受けることができ、効率よく勉強することができました。

周りで勉強している方々に私のような20代(しかも社会人になり立ての22歳の若造)はおらず、40代、50代の会社でかなりの地位のある方ばかりでした。

しかも、誰もが聞いたことのあるような一流会社で働いている人や独立している方も多くいました。

公務員の私がこの場にいるのは、場違いではないかと思うことも多々ありましたが、懸命に勉強に励みました。

その結果、1年目は、1次試験合格、2次試験不合格でした。

1次試験は、420点が合格ラインのところ、440点というかなり余裕を持った合格ができました。
2次試験は、240点が合格ラインのところ、210点という惨敗でした。

総合的に見て、まずまずの結果だったと思います。

私のような2次試験敗退組は、もう1回一次試験を受験する人がほとんどでした。

そんな中で、私は、2次試験に絶対受かるという気持ちがあったため、周りの反対を押し切って、次の年は、一次試験は受けず、二次試験に対して、一発勝負を仕掛けました。

その結果、240点が合格ラインのところ、241点という奇跡的な数字で合格できました。

3.資格取得後の人生

「診断士になって人生が変わった」

これは、私の周りの診断士の多くがよく口にする言葉です。

診断士試験に合格して独立・起業をした人、転職した人、社内で自分が行きたい部署に異動できた人など身の回りに変化が起きた人が多くいます。

事実、私と同期で合格した人で結成しているグループ約50名のうち、

・わずか1年で独立した人7名、
・転職した人6名、
・部署異動した人7名

とたった、1年で約40%の方に大きな変化がありました。

余談ですが、私の周りでは、診断士試験で知り合った方とご結婚まで至ったという方までいます。

カップル

4.これから勉強を始めようという方に一言

診断士試験は、数年かけて取得される方が多くいます。長い方では10年以上かかったという凄い方もいます。どんなに短くても、1年はかかります。

そんな、長丁場の戦いに臨む前に、
「なぜこの資格を取得しようと考えたのか?」
という点を自分に問いかけてみてください。

その時の思いが強ければ強いほど、途中で挫折しそうになった時にがんばれます。あと、できることなら勉強の仲間を見つけてください。

辛い時に支え合うことで、一緒に合格に突き進むことができます。

ぜひ、がんばってください。

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